UT

房総のむら Part.2

2023.11.28

こんにちは!UTです!!

最近は朝晩にぐっと冷え込み、自宅内の温度管理が非常に厳しい時期の始まりとなりました。我が家ではハムスターとハリネズミを飼育しているのですが、それぞれ適温が異なります。
ハムスターは20~25℃、ハリネズミは26~29℃と適温が被らない為、エアコンをつけて25度前後に保ちつつ、ハリネズミの方にはペットヒーターで追加で暖を取ってもらう…なんて工夫を凝らしています。

ありがたいことに日中は妻がふたりの温度管理を担当してくれているのですが、やはり日中になると温度が上がり、さらに細かい温度調整が必要になってくるようです。家族全員が快適に暮らせるような環境を整えるには、より良い方法を模索しなくてはなりませんね。

 

さて、今回のブログは前回に続き、房総のむらでのお話です。前回は葛切りを作って食べただけのお話でしたので、後編になります…。

菓子屋で葛切りを堪能した後、本来であれば一刻も早く薄茶をいただきたいUT御一行。入口でいただいた館内マップに記載されていた「木工所」に目を引かれ、妻と甘味の残る喉に断りを入れて寄り道をしに向かいました。

房総のむらでは、様々な体験ができると前回お話ししましたが、こちらの木工所では「左官の技」としての土壁塗り体験や、「大工の技」としてのかんなかけ、木を加工してのサイコロづくりなど建築的な意味でも非常に勉強になる体験が出来ます。

ただ、本日は体験は無し…少し残念。ですが、代わりになんとも素晴らしいものを発見!



一本の原木が既にカットされて置いてあり、説明看板には建築用材の木取りの例との表記。木材のカットの仕方など全く想像が出来ていなかった自分にとってはまさに目からウロコ。
できる限り木材の無駄が無いように細かく区分けされている様子を見て、様々な工夫がなされていて昔からエコロジーな一面があったんだなと感動しました。

そしてその隣にはこちら!



壁の断面が分かりやすく表現されている模型が…!!気になったものを叶えてくれる、魔法の国かと思いました。

左官の技体験では、こういった模型を通じて土壁の良さを解説してくださるそうなので、一刻も早く参加して学んでみたいですね!!

いままでクロスを貼られた家しか見てきたことがなかった人生だったので、塗り壁で仕上げられた家をもっと見て触れてみたいと感じた瞬間でした。

 

10分ほどしか見ていないのに、喉と腹が既にSOSを出してきたので、当初の旅の目的を果たすべく武家屋敷へいざ出陣。

武家屋敷につくと、見事に再現された主屋がお出迎え。中まで綿密に再現され…はいったんさておき、離れのほうに移動しましょう。早く薄茶をよこせと騒ぐ身体には逆らえません。

主屋から1分ほど歩くと離れに到着。離れの中で待機していたお茶の先生に案内を受け、ようやく本命の茶の湯体験へ。
体験費用300円で干菓子、450円で生菓子を選ぶことが出来るようで、いやぁ、悩…生菓子でお願いします。と頭より先に口が反応しておりました。本能って怖いですね。

茶室に上がり、薄茶のいただき方や礼儀作法を教わりながら、まずは生菓子とのご対面。葛切りの時とは異なる、優しい甘さに心が絆される。どっちも好きだ。

生菓子を堪能していると、薄茶がもう出来上がっているではないか!!お茶を入れる所作、その一つ一つを目に焼き付けておけばよかったと後悔しつつも、この泡、香り、深い緑。これなんだよなぁ~。と孤独のグ〇メばりのナレーションが脳内によぎる。

スッと口に含むと、喉を通るときの渋み、鼻に抜ける香り、すべてが心も身体も喜ばせてくれる。これをずっと待ってたとばかりに飲むペースを速めたいが、焦りは禁物だ。
一口ずつしっかり味わいを噛みしめながらいただかなければ。

口に含むごとに少なくなる薄茶に寂しさを覚えながら、最後の一口をズズズっと飲み干す…。ごちそうさまでした。

至福の一時というのはあらゆるところに存在していると思っておりますが、これもまた特別な至福の一時になりました。

 

すべてが満足感に包まれているなか、茶の湯体験も終わりを迎え、離れを出ることに。この後、なぜか先生とガンダムの話題で盛り上がったり、農家の家で20年ぶりに竹馬をしたり、竪穴式住居に入ってみたり、風土記の丘資料館にて遺跡から発掘された資料をみたりなどしておりましたが、それはまた別のお話。

風土記の丘資料館にて、年に二回だけ埴輪づくりがあることを知った為、きっとまた来年には訪れることでしょう…。

ということで、今回のブログは以上になります!

前回よりも若干短くなったものの、やはり長いですね!!ただ、それだけ非日常的な体験ができる楽しさや喜びが詰まっている素敵な博物館だと思いますので、皆さんもぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか!!

最後までご覧いただき、ありがとうございます。
UTでした!!

更新担当:UT
———————————————– good house !–+

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